
今後もますます進歩が期待される医療技術
医療技術は、様々な領域で技術は飛躍的に伸び続けています。
日本の高齢化社会は、医療技術の進歩によるところが大きいことは疑う余地のないところですよね。
今後の医療業界でその進歩が期待されている領域についてみていきましょう。
飛躍的な進歩が期待されるバイオテクノロジー
今後最も進歩が期待されているものの一つにバイオテクノロジーがあります。
生命の神秘とされてきた遺伝子(ゲノム)の解読に成功したことは21世紀の大きな成果です。これは人類の歴史にとっても非常に重要な出来事として、記憶されている方も多いでしょう。
バイオテクノロジーの進展により、ゲノム診断やゲノム治療、再生医療などの画期的な医療技術の登場が今後ますます増えてくると思います。
ゲノム医療を考慮に入れなくても、2020年ころにはがんの治癒率は7割を超えるという見通しもありますが、これがバイオテクノロジーの発達でますますの向上が見込まれています。
「遺伝子診断」というものが一般的になれば、個々人の遺伝子の診断結果に従ってオーダーメイドで治療を行うというスタイルも当たり前となるかもしれません。
ロボットによる自動治療
ロボットが手術、というと「本当に大丈夫なの!?」と不安になる方も多いかもしれませんが、自動制御医療機器というものの開発が活発に行われています。
例えば、リアルタイムで照射位置をモニタリングする装置と連動して、的確に患部をとらえ照射する機器制御というものも開発されているようです。
簡単な治療や手術であれば、人間よりも正確に、かつスピーディーにやってしまうものまであるようです。
医者不足といった課題を解決してくれる救世主となるかもしれませんね。
在宅医療、遠隔医療を可能とする技術
医者不足を解決するもう一つの可能性として注目されているのは、在宅などの遠隔診療や遠隔の治療です。
スマートフォンの普及など、通信技術の発達により、医師が患者と実際に向き合っていなくても遠隔で診療を行え、薬の処方ができる時代が近い将来に実現するかもしれません。
また、オンラインで検査機器からデータを病院側に送り、異常があればすぐに駆けつけるといったことも技術的には可能となります。
体の健康状態がデータ化されることで、通信技術を通して患者の状況をリアルタイムで確認できることの意義は大きいと言えます。
ナノテクノロジーによる近未来医療の姿
医療事故と言っても様々な種類があります。
その中には、医師の技術が未熟であったため引き起こされたものもあるでしょう。
こうした医療事故を減らすには、医者の技術向上しかないのかという、そうでもありません。
それを解決する手段として期待されているのがナノテクノロジーです。
ナノテクノロジーとは、原子・分子レベルで作った超小型の機器等を応用する技術のことをいいます。
ナノテクノロジーの医療分野での活用例を紹介すると、超小型の探索船が、薬や遺伝子、超小型センサー、または超小型手術機などを載せて、血液の中を進んで目的の細胞まで到達します。
そうすることで、薬を目的の細胞まで届けたり、体内状況をモニターしたり、さらには直接手術を行うといったことができるようになるのです。
こういったことが可能となれば、医師のスキル不足をテクノロジーが補うことになり医療事故を減少させることができます。
SFのような話ですが、ナノテクノロジーの医療分野での活用について、様々な研究がすすめられています。